01 / 空の検証環境を用意する
本記事は、既存のOSを残さず、新規ディスクにUbuntu Serverを導入する例です。必要なデータがあるディスクでは、そのまま実行しないでください。
- amd64の仮想マシンと、空のディスクを1台用意します。検証例では25GiBです。
- CPU 2基・メモリ4GBを割り当て、ISOを仮想CD/DVDとして接続します。
- 仮想マシンの画面とキーボードを操作できるようにします。今回の手順はSSH接続を前提としません。
ディスク選択は必ず自分の環境で確認してください。
後半の「Use an entire disk」は選んだディスク全体を使います。他のディスクを誤って選ばないよう、不要なディスクは接続せずに作業してください。
02 / 公式ISOとチェックサムを確認する
公式配布ページから ubuntu-22.04.5-live-server-amd64.iso、SHA256SUMS、SHA256SUMS.gpgを取得します。Desktop版やクラウドイメージとは別のファイルです。
ダウンロードしたファイルと同じディレクトリでSHA-256を計算します。以下はLinuxの検証環境で実行したコマンドです。
sha256sum ubuntu-22.04.5-live-server-amd64.iso今回の実測値は次のとおりです。ファイルサイズは2,136,926,208バイトでした。
9bc6028870aef3f74f4e16b900008179e78b130e6b0b9a140635434a46aa98b0公式一覧と、提供いただいた一覧の両方に一致しました。チェックサム一覧の署名も、署名付きDebianパッケージから導入した ubuntu-keyring の鍵で確認しました。
gpg --no-default-keyring \
--keyring /usr/share/keyrings/ubuntu-archive-keyring.gpg \
--verify SHA256SUMS.gpg SHA256SUMS署名は Good signature。署名鍵のフィンガープリントは 8439 38DF 228D 22F7 B374 2BC0 D94A A3F0 EFE2 1092 でした。GPGの所有者信頼が未設定という警告も出ています。鍵をランダムな配布元から入手せず、信頼できる配布経路を使うことが必要です。
上の署名検証は、このパスにUbuntuの鍵束がある環境向けです。SHA256SUMSだけを同じ場所から取得して一致させても、署名検証の代わりにはなりません。